お荷物とお手紙届いたよ。久々のお手紙!どうも有難う。小倉遊亀さんが亡くなったのは大ショック。Oさんの目はどうなった? Oさんもやっぱり商才があるんじゃない?うはは でOさんの「良かったね」は前からなんかひっかかる。他人本願みたいで。必死に良くしているんだよ。確かに運もいいけど Tübingenに入学できたのだって 松本で何日間も朝から晩まで車で走って奉仕して、教授にはたらきかけて、くたくたの最終日に夜までかかってFと原稿書いて 推薦状用意して・・・って かなり自分で動いたんだから。居場所はできたんじゃなくて 泣きながら作ったの。プンだ。
柿の種と冷やし中華は凄く嬉しいけれど、今 余りにも疲れていて 何を食べても余り味がしないから またのお楽しみにとっておきます。ぞうりもワーイ!!とはいてみたら、足が疲れ過ぎていて はなおを慣らす元気がない💦 今は並べてながめて喜んでます。
実習は本当にきつくて 寮では座っていられない位なんだけど、出勤(?)すると また働けちゃうから不思議です。患者さん(Frau Przyswittなんて人もいる。ドイツ人でも発音に苦労している。よめる?)や ものの名前を覚えるのが大変。病院では名前が凄く大事だからね。おむつ交換して思うのは、私達は遠慮し過ぎていた!! 肉親じゃない人に下の世話をさせるなんて・・・という気持ちがあったり、なんか凄く特別視していたと思う。でも、全っ然平気だよ。私なんて他人もいいとこ、人種まで違うけど、全く問題なし。そりゃ楽しい事ではないけれど、便通があるのは喜ばしい事だという気持ちがあるし、食べりゃ出るのは当たり前。看護婦はそれが仕事なんだし。(身内だって 血がつながっていなかろうと男だろうと 全く関係なし。誰がやれとかじゃなくて、誰にでもできる ごく普通の事だってこと。やったからって いばれる事でもないし。) 「他人には頼めなくても仕方がない」という気持ちがあったけれど、それは間違いだった。ばあちゃんの時に私達がもっと強気で堂々としていたら、ばあちゃんの気持ちも違って あんなに傷つかなかっただろうにと思うと悔しい。
心配していたお年寄りとの会話は特に問題なし。私はできる仕事が少ないからよくつかまって 戦争の話しとか 昔は水道も洗濯機もなかったもんだとか 聞かされてます。お年寄りとの付き合いになると、日本とドイツが同盟くんでた事に感謝です。ヤレヤレ。徘徊している人をつかまえに行って一緒にリンゴを拾わされたし(「落ちたまま放っておくのは罪だ!」って言うんだもん。)、麻痺している人の下の世話をしていて、なんかシューシュー言ってるなあ と思ってよーーーーく聞くと「ひどい!」「卑怯者!」と ののしられていたし。色々あります。実習が始まった日に 一切口をきかない寝たきりの博士(女性)がいたんだけど、なんか具合がよくなってきて 今日は挨拶を返してくれて びっくり。回復っていうのは嬉しいもんだね。食事は自分でスプーンを持てる人には、私が細かく切って並べて、自分で食べてもらうんだけど、あまりにもゆっくり食べるから、スプーンにすくって口元まで持って行った状態のまま居眠りしちゃうの。自分でスプーンを口元まで運んであることを忘れちゃうのね。そういう人には横から別のスプーンであーんと差し出すと パクパク食べてくれる。で、時々思い出して自分でも食べてる。
ハネが言うには、ハネは東洋人のお医者さんを知っているけれど 我慢強くて 細やかで、患者みんなから愛されているって。最初は懐疑的な人も、すっかり気に入って他の欧米人の医者にかかりたがらなくなるって。だから幸子も卒業の時には奪い合いになるから心配しなくても大丈夫って言ってくれた。本当にそうなるように頑張らなくちゃね。一人でもそういう実例があるというだけで凄く心強い。
遅番、早番を交互に繰り返すのは、少しでも長く患者を観察できるようになの。夜は大きなアクションがないから、遅番で8:00迄働いて 夜勤の人にひきついで、朝6:00からまた早番。そうするとひきつぎも早いし、気になる事の経過とか聞けて、更に自分でまた続きができる。きついけれど 早番の翌日は遅番だからゆっくり休めるし。なかなかいい案だと思う。(早 6:00-1:20 遅 12:40-8:00)
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「Frau」は「Ms.」のこと。
最初の頃は、できる事が本当に少なかったので、徘徊が好きな人に「ついて行ってあげて」とか、「車椅子の人を外に連れて行ってあげて」とか、言われる事が結構あった。敷地内に果樹園・庭園があって、ゆったりお散歩できる。
早番と遅番を交互にするのを「振り子シフト」と呼び、看護面でメリットが大きい。体はきついのだけれど、遅番→早番の間は、本当に寝に帰るだけで、早番→遅番の間が丸一日近くフリーになるので、プライベートを楽しむ時間もできる。
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