今日は解剖学の小テストがあった。多分8割位はできていると思う。講義での理解度から言えば上出来かな。言葉が不自由な分、名称だけはしっかり覚えようと思って、ラテン語名を覚えまくりました。日本語の「医学を学ぶための生物学」も役立っていますが、一旦ラテン語名を覚えてしまうとかえって日本語の難しい熟語の羅列の方が難しく感じます。中学の理科で心房と心室がどっちがどっちか覚わらずに困った覚えがあるけど、ドイツ語ならVorhof(前庭)とKammer(部屋)でああ、血はまずVorhofに入るのか、と明確です。でもラテン語の語尾変化と、ラテン語起源のドイツ語は綴りが変わっているのが悩みの種です。
お昼寝してから夕方の講義の準備をしよう。明日(火曜日)は一番長い一日です。
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物理の講義は実験を影絵みたいにして写しながら進められるんだけど、この実験をする助手が白髪混じりの人で、かなりポリシーをもっていて、教授の講義に口出しするの。教授の説明に不満だと「そこは・・・」って。面白い。
教授も前にも書いたけど変わった人で、「ganz wichtig」(ここが大事なとこで・・・)というのが口ぐせ。でもあんまり大事じゃなかったりする。一旦書いたことをすぐに訂正するから結構みんなからため息がもれる。電流は濃青、磁力は濃オレンジ、力は薄オレンジ、仕事は緑・・・と色を自分で決めていて、チョーク10本位「ええと、ええと、これはオレンジで・・・」と言いながら持ちかえて書いているけど、濃い薄いの違いはこちらから見ると殆どわからない。でも憎めないキャラです。殆ど判読できない字を描くから、耳を澄まして何て言いながら書いているか聞いていないと全くノートがとれません。
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「ラテン語起源のドイツ語は綴りが変わっている」というのは、例えばラテン語だと「Cardia」なのに、ドイツ語になると「Kardio-」になったりする事を言っているのだと思う。
これが入学して初めてのテストだったので、夜中に眠くなると立って歩き回りながら暗記した。何しろまだラテン語の意味や語尾変化が解っていなかったので、全く意味の解らない文字の羅列を丸暗記するしかなく、自分で「おお、これは初体験やわ」と思ったのを覚えている。
ファイルを引っ張り出してきたら、「小テスト」の模範解答を見つけた。A4版2枚の裏表ぎっしり、何と40問もあったわ!えぐっ。
とは言え、実はこれは初回なので模擬テストのようなもので、点数は成績に入らないと、テストの後で知らされた。
そして遊び心のある教授で、最後はおまけで、アリストテレスとか音楽とかヒエログリフまで出てきてるよ・・・。
ああ、そう言えばこの教授、講義でトーマス・マンを引用して、医学的間違いを指摘していたなあ!と、これを見て思い出した。





















