20260518

2001/05/16(水)

 
一週間があっという間。週末病院で働いて、(月)は組織学試験、トロヤ公開講義、(火)は生化学予習とHip-Hop、(水)は生化学実習、で一段落。組織学はヨアヒムに助けてもらってなんとかこなした。(金)14:00-22:00勉強一緒にした。

週末のバイトは久々で 凄ーーーくよかった o彡 試験前だけれど どうしても断りたくなかった。10分毎にナースコールするような患者さんでも、一度腰を落ち着けて話しを聞いてあげると落ち着いちゃうの。どっち向きに寝ても痛い、と訴えられて うん、うん、つらいねえ、と さすってあげたら「もう平気」とか。え?そんなんでいいの?と驚いてしまう。

生化学実習は恐れていた程じゃなくて、結構楽しんで勉強している。数式がでてくると もうまかせて!という感じ。わからない事は何でもみんなに聞けるし。お気楽グループと称しているけれど 実はみんな優秀で、アシスタントに誉められてるよ。日本で買った生化学の本、高かったけど重宝している。日本語でさっと読んでから ドイツ語で読むと 理解の速さが全然違う。

生理学の教授は本っ当に講義がうまくて ひきこまれてしまう。何が一番大事なのか叩き込まれる感じ。たかが細胞のイオンチャンネルでも ちゃんと見て使えば 命を救う事ができる。逆に医者が一手間惜しんだり 無知(無関心)だった為に命を落とす人も沢山いる。平均値というのは進化の結果選ばれ残されてきたものであって、必ずしも現代社会の中でベストの値ではない、というのも 考えてみれば当然の事だけど 目から鱗だった。(例えば血圧は平均より低いのが現代の生活ではベスト。平均値の方が短命。)
服毒自殺をはかった人は胃洗浄しても どんどん腸から細胞へ吸収されていく。そこで大量の塩を投与してイオンチャンネルに塩を優先させて 見事救命した話し。難破して水がないときに海水を飲むと何故死を早めるのかという話し。今迄不治の病だったり命を失うような病だったのが、たった一つのイオンチャンネルの働きを変えるだけで健康体になる話し・・・。生理学のお陰で生化学も面白くなってきた。有難いねえ。

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帰国した時に日本語の教科書を見に行ったのだけれど、ドイツ語版より何年も遅く、ドイツでは「旧版」になっているものが多く、使える教科書は殆どなかった。生化学で一冊だけ新しい版の訳があって、それには助けられた。



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