生物の過去問(Vorklinik終了の国家試験。今回の生物試験は類似問題が出る。)で、「遺伝子(染色体)の核型分析のルーチンとして合わないものを選べ」
答え「電子顕微鏡による診断」
理由「勿論電子顕微鏡を用いての診断は素晴らしいが、余りにも高価でルーチンとしては合わない」 ・・・どう思う?そんなんありかよ。97年度。正答率1/3だって。
ボリスは時々笑い転げる表現をする。まだみんな名前がはっきり覚わっていなくて、一人の女のコが話題に上った時 髪の毛、身長、メガネなどの特徴に加えて「唇がときどき赤い子」。・・・💧 ボリスの妹に 手を組み合わせる時のAA、Aa、aaの説明をしていて、左の指が上の人がAAかAaかを知るには aaの人と結婚して aaの子どもができればその人はAaだという事が解るんだけど、「例えば僕はAAかAaで、オリ(男の子!)はaaだから、僕とオリが結婚して子供が右指を上にして手を組めば・・・」おいおい💦 いくら例えばと言っても・・・。 ボリスは山に登るよ。
ヨハネスは結構ヤな奴で通っていて みんな避けているらしいんだけど、私には感じ悪くないから全然知らんかった。キムとしゃべっていて、私がヨハネスのことを沢山知り過ぎていてヤバイと言われた。キムは名前以外一切知らないと言っていて、私が「ヨハネスは20歳で お父さんがお医者さんで お母さんが看護婦さんで お姉さんが先生で 趣味はサッカーで・・・」と言ったら 目を白黒させていた。私にとっては みんな「若さ故」に想えて、別に本気で腹を立てたり嫌ったりする相手はいない。イキがっているのが見え見えだもの。
学期末にして初めて知り合う子もいる。バス停で声を掛けられて、見たことのない顔できょとんとしてしまった。私はいつも前の方の席に座っているから 教授の顔しか見てないのね。
キムはピアノをもう殆ど弾いていなくて間違えるのは多いんだけど、とてもとてもきれいな音を出す。ゲリー・カーを聴かせてあげたら泣きまくっていた。
解剖学 来期はいよいよ解剖。グループの希望を出せるので、私、キム、チムゲ、ゼフダ、ボリス、オリ、ヘニングの7人組で出した。もし希望が通ればもの凄くレベルの高いグループになると思う。ヘニングは物理実習で一緒の男の子で、いろいろと助けてもらっている。口数は少ないけれど頭よくって わからない時はいろいろ聞いている。ピアノうまいらしい。
学期末になってくると、本気で医学を勉強したい子かどうか見えてくる。態度に出るねー。結構いろいろな困難を抱えながら頑張っている子もいるよ。というか、そういう子が私の周りに集まった感じ。ときには泣いたり慰め合ったりしながら、でもみんなで元気に笑い転げて「やればできる!」「頑張るゾ!」てな感じです。
キムと秘かに 解剖学ゼミのテューターを狙っています。3、4学期生がペアで1学期生のゼミを担当して教えるの。今期教えてもらって、うわー、こういう事したいなー、自分の為にも凄くいいだろうなー、と思っていたら、キムも同じ事を考えていた。
そうそう、ユーディットはギターを10年位やっていて、河野を持っているんだって。「サチコもギターを持って来なくちゃーー!!!」と会う度に言われている。